Booko体験談

悩み続けた3年間。テーマが決まったら3ヶ月半で本が完成。発売したら、取材が殺到する出版ミラクルとは?

2025-04-16

立ちはだかる2つの壁


「本を出すなんて、本当に自分には無理だと思っていました」

3年越しの出版への願いをBookoで叶えた家庭科力研究家の中村純子さん。

オンラインゼミでの学びから得たヒントで『バケツ稲づくり』を出版。あっというまに地元の新聞社、ラジオから取材され世界が動き始めた出版ミラクルとは?


出版の経験はなく、執筆も全くのゼロからのスタートだったそうです。
しかし、出版へのなみなみならない想いから、出版の勉強会への参加はもちろん、自分でも出版する方法を調べに調べたと言います。

そんな中村さんの前に立ちはだかった壁は2つ。


1、出版のハードルはとても高い。
2、伝えたいことはたくさんあるのに、テーマが定まらない。


では、いったいどのようにしてこの2つの壁を乗り越えたのでしょうか?

テンプレートで本が作れる

「色々な出版手段を調べてみたのですが、費用が高かったり、私にはハードルが高すぎると感じていました。そんな時に出会ったのが、Bookoさんだったんです」

Bookoは、テンプレートに沿って執筆を進めることができ、プロのデザイナーの方に表紙も依頼できるサービスです。

Amazonなどでの販売も自動で行われ、印税もきちんと設定されています。

さらに、オンラインゼミや編集サポートがあることで、一人で抱え込まずに本づくりを進めることができたとが出版へのハードルを押し下げたと、中村さんは振り返ります。

オンラインゼミでの編集サポートで開眼


「最初は、得意な料理のイラストレシピ本を出したいと考えていました。でも、料理だけでは人は本当の意味で健康になれないと感じて。もっと根っこの部分にある“暮らしの力”、つまり“家庭科力”を伝えたかったんです」

そうして中村さんが選ばれたテーマが、“バケツでお米を育てる”という、今回の本のテーマ。

Bookoのゼミの中で、米不足と米価の高騰という社会背景があるからこそ、米作りについて1冊書くことに意義があるのではないかというアドバイスに、気持ちが定まったといいます。

バケツ稲は中村さんは何度も体験し、細かく成長観察を行い、メソッドを溜めていました。
さらにABC cooking教室での料理イラストレーターというキャリアで培った、絵で説明するという特技を存分に発揮できるテーマ。


「本当に孤独との闘いでしたが、Bookoさんのサポートがあったからこそ、3年かけて構想してきた内容を、わずか3ヶ月でまとめきることができました」

残るBookoの課題

しかし、勢いよく走り出したものの、モチベーションが下がってしまう停滞期に陥ることも。

まだベータ版をリリースして月日が流れていないBookoを利用する中で、改善してほしいと感じた点やストレスもあったといいます。

「最初は使い慣れなくて、画像の取り込みやテキスト入力、システムのバグで無駄な時間を費やしてしまいました。気持ちが乗らないと、本は作りたいのに机に向かえず、その間はまさに地獄のような苦しみでした」

それが原因で集中力が途切れたり、執筆に間が空いてしまうこともあったと率直に語ります。

また「文章の校正、修正作業は常に時間との戦い」というように、本の制作そのもののストレスも。

制作に没頭できた時間は至福のひと時


それでも、イラスト制作に没頭できた時間は至福のひと時だったそうです。

「想像以上にわかりやすいイラストが描けたときの充実感と達成感は、疲れを吹き飛ばしてくれました」。

そして、完成した本は、ベランダで育てる稲作を通して、家庭で食と文化を学ぶ体験が詰まった一冊となりました。

「本を出すことで、自分の想いや知識を“まとめてお渡しできる”ようになったんです。

初めてお会いする方にも、『どんなことができる人なのか』が一目で伝わるようになりました」


出版は、ご自身の表現であると同時に、名刺代わりにもなると言います。

「私でも出すことができたのですから、もし迷っている方がいらっしゃったら、ぜひBookoさんを知ってほしいですね。多少、慣れが必要な部分や、モチベーション維持が難しい時期もありましたが、諦めなければ夢は叶うと信じています」

中村さんは自身の経験を踏まえて語ってくださいました。

出版直後から地元メディアからの取材が殺到

中村さんにとって出版の目的は、自信の経験や体験から得たことを多くの人に伝えること。

しかし、出版が思わずチャンスを運んで来てくれたのです。出版直後から地元・静岡三島市の新聞社やラジオ局からの取材依頼が殺到。

これまでの地道な活動と誰かの役に立ちたいという想いが、メディアを通じて広がっています。

‍本の力が他のメディアに伝播し、大きなうねりになる日も近いかもしれません。

こんな人にBookoはおすすめ

☑️ 書きたいテーマはあるけれど、どうまとめたらいいか分からない方

☑️ ラストや写真を多く使った本を作りたい方

☑️ 出版を名刺代わりや活動紹介に使いたい方

☑️ 費用を抑えて手軽に出版したい方

Bookoは、完璧なツールではないかもしれませんが、出版へのハードルを下げ、夢を叶えるための力強い一歩を後押ししてくれるはずです。

書籍情報

タイトル:一粒のお米から、おむすび、しめ縄作りまで!バケツ稲づくり
著者:中村純子
発売日:2025年4月9日
価格:1300円(税別)
発行:Booko出版