Q&A

Q19 なぜ1冊から作れて、こんな安い値付けが可能?

2024-07-27

オンデマンド印刷を利用するからです。

カラーコピー機をイメージするとわかりやすいと思います。

デジタルデータがあればすぐにデータ通りの印刷が可能なので、1冊でも本が作れるのです。

オンデマンド印刷とは?

最近よく聞くオンデマンド印刷ですが、デジタル印刷ともいいます。

分かりやすくいうと超高性能なカラープリンターです。

超高性能なカラープリンターで本を印刷製本する。それがオンデマンド出版です。

カラープリンターだから紙の本が1冊から出版できるのです。

かつては「オンデマンド印刷は色が悪い」と言われていましたが、年々、オンデマンド印刷の技術は向上し、今では遜色ないところまで印刷レベルが上がってきています。

実際、大手印刷会社でも色校はデジタル印刷で出稿しています。

本紙校正と変わらないほどの技術にまで進化しています。

オフセット印刷とは?

これまでの出版はオフセット印刷といって、CMYKの版を作って、1色ずつ重ね刷りをしていました。

ちなみにCMYKとは

C:シアン(青)

M:マゼンタ(赤)

Y:イエロー(黄)

K:クロ(墨)

の4色です。

最初に黄色のインクだけを印刷して、次に赤のインクだけを印刷して……というふうに。

まるで版画のようですね。

このオフセット印刷はプロの印刷工が刷り上がりを見ながら、一色ごとのペンキの量を調整したりすることが可能です。

「マジェンタを盛りで」など、細かいカスタマイズが可能です。

しかし、小ロット印刷には向かないというデメリットがありました。

それをオンデマンド印刷は可能にしたのです。

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