1.強み「誰が?」
2.ターゲット「誰に向けて?」
3.テーマ「何を?」
4.ジャンル「どこで?」
5.パーパス「何のために?」
(本を書くための『5か条』についてはコチラをどうぞ。)
本作りを成功させる5つの法則も、いよいよ最後の1つ。
本を作り初めて最初はうれしいや楽しいばかりですが、徐々に迷いや辛さが生まれてきます。本を1冊作り上げるのに欠かせないものが「パーパス」なのです。
本を作るというのは本当に大変な作業です。クリエイティブを考えたり、文章に悩んだり、正解がわからないまま、こつこつを続ける孤独な作業です。
さらに私たちは忙しく日常を過ごしています。仕事、家庭、子供のこと。大人に自由時間なんてほとんど存在しないのでしょうか。そんな中、本を作るというのはほんとうに大変です。
途中で全て無駄になったらどうしよう。
苦労して書いても誰も読んでくれなかったらどうしよう。
だからこそ、本を出す意義がないと挫折してしまいます。
意義には「ニーズ」と「パーパス」のふたつがあります。
「誰かにこれを知ってもらいたい、伝えたい。誰かの役に立ちたい」などの読者側のメリットに即したもの。
なぜ書くのか?の答えになるものです。自己の目的です。
「有名になりたい」
「認められらい」
「印税で儲けたい」
「この想いを吐き出したい」
なんでもいいのです。
自分で本を作ったらほとんどの場合、達成感や満足感は得られます。クリエイティブは楽しいですし、自分の分身とも言える本は何にも変え難いものとなるでしょう。
しかし、パーパスは達成されないかもしれません。
でも、Bookoの最大の魅力は、何度もパーパスにチャレンジできることにあります。
例えば、「たくさんの人に読んでもらう」をパーパスとして1冊の本を作ったとします。
残念ながらそのパーパスは叶わず、あまり手にとってもらえないという結果に……。
でも落胆する必要はありません。
そもそもBookoなら「まずは10人に読んでもらう!」というパーパスの設定でもOKなのです。
初期費用のかからないBookoだから試行錯誤が可能です。
小さくチャレンジして、小さく失敗して、再びチャレンジできる。
失敗してもいいというスタイルは商業出版では難しいのが現実です。
最低部数が5000部。かかる費用は数百万円になるので、出版社も慎重になります。
20年以上編集者をして言えることは、本作りは楽しいばかりでなく辛さも伴うというのが現実だと断言します。
けれど、「強み」「テーマ」「ターゲット」「ジャンル」「パーパス」があれば、その辛さを乗り越えることは可能です。
難しい言葉で説明してきましたが、簡単にいうと
自分の書いたことが、誰かの役に立ったらハッピー!
ということです。
そして、できあがった本は、あなたにとってかけがえのない1冊になり、他では経験できない喜びを味わえると思います。
少しでも「本を作ってみたい」という気持ちがあれば、どうぞBookoでその夢を実現してください。
少しお待ちください。
本を書くためのロードマップの描き方です。