自分で本を作る

本作りのロードマップを描けば、苦しくても楽しめる!

2024-12-15

出版のロードマップとは?

 

200ページの本は何文字?

突然ですが、200ページの本って何文字くらいか知ってますか?

文章だけの本の場合

8万〜10万文字です。

では10万文字ってどのくらいかというと、A4のWordファイルで70枚です。

 

ビジュアルエッセイの場合

では、写真多めのビジュアルエッセイはどうでしょうか?

文章100ページ、写真100ページとして、A4Wordファイル35枚と写真100点。

執筆は半分で済みますが、使用する写真のセレクトが必要になります。

 

いずれにしてもその道のりは楽しくもあり、苦しくもある、というのが実際のところです。

 

ロードマップの描き方

 

書きたいこと、伝えたいことはある。

でも、何から手をつけていいのかわからない。そんな人も多いと思います。

はじめて本を作る人のためのロードマップの描き方は

 

1:作りたい本を自由にイメージする

2:5つの法則をチェック

3:構成案(目次)を作る

4:書きたいところから書き始める

以上。意外とシンプルです。

 

筆が止まったらどうしたらいい?

 

意外とシンプルですが、途中で立ち止まってしまう時があるでしょう。

何冊も本を書いている実績のある著者でさえも、構成案がまとまらない、書いていてしっくりこない、煮詰まることがあります。

これまで200冊以上の書籍に携わってきましたが、するっと生まれた本は残念ながら1冊もありません。

 

「こんなに苦労して、誰が読むんだろう」

「書いても、売れなかったらどうしよう」

「自分がこれを書く意味があるのかな」

 

どんな人でもこのループに陥ることはあります。そして「うーんうーん」と苦しむのです。この苦しみはよりよい本を作るための通過点です。

問題はここで「こうしたほうがいいのでは?」「あれもこれも入れた方がいいのでは?」と軸がブレてしまうことです。

 

軌道修正と軸がブレることは違います。でも、進めなくなるには何か原因があります。例えば、

 

1:ドンピシャの言葉が見つかっていない

2:自分の中で整理できていない

3:本当は別のことを伝えたかった

4:本にするだけの知見が溜まっていない

ということが考えられます。

ちょっとしたことで、また書き進めることができることもあれば、軌道修正が必要な場合もあります。

 

迷走せずに、引き戻す

迷ったまま何度も原稿を書き直すのではなく、煮詰まったら〈5つの法則〉に戻ってください。

5つの項目のうち、どこで引っ掛かっているのかを検証してみるといいかもしれません。

その上で、構成案を見直して、不要なものはカットし、新たに入れ替える必要が出てくるかもしれません。

〈5つの法則〉があれば、必ずゴールにたどり着くことができます。言い換えれば、この〈5つの法則〉こそが、どんなゴールを設定するかの答えにもなっているのです。

 

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